会席膳

お食い初めは生後１００日か１２０日にします。
お食い初めは箸ぞろえ、煮初めなどともいわれて、赤ちゃんに初めてご飯を食べさせる行事です。

[やり方】お食い初めは年長者が食べさせるマネをする。年長の人が箸をとり食べさせるマネをする男の子なら男性に、女の子なら女性に頼みます。
[順番】3回食べさせるマネをしてから歯固めの儀式「ご飯→吸い物→ご飯→魚→ご飯」の順番を三回繰り返してから「歯固め」の儀式です箸で歯固め石に触れてから、その箸を赤ちゃんの歯茎にちょんちょんと軽くあてます。この時に「石のように丈夫な歯が生え長生きすること」と願いながら行いましょう。これでお食い初めの儀式は終了です。祝い膳は感謝の気持を込めて大人で頂き、歯固めの石は洗ってから記念に置いておくのも良いでしょう。

生後１００日か１２０日に赤ちゃんの成長を祝い（一生食べ物に困らないように）との願いを込めて、祝う儀式がこの（お食い初め）とと呼ばれます。
この時期といえばそろそろ離乳食に入る時期でもあり、また赤ちゃんの首も座って、知恵もついてくる頃でもありますのでこの時期に大人並みの食膳を整えて食べる真似をさせる儀式はたいへん意義があります。
小さなご飯茶碗、お椀、箸などをお膳にならべ、赤飯に尾頭付きの鯛という献立を用意します。食器は本来は漆器か素焼きのものです。
赤ちゃんには、食べさせるまねをするのですが、その役目を近親者のなかで長老の人にお願いします。
たとえばプリンやジュースなどを用意し、それを食べさせるのもよいでしょう。"